絵についての暗い話
絵を描くのが窮屈になってしまった。
とても苦しい。
純粋に絵を描くというのを楽しめた最後の日はいつだったか、もう分からない。
覚えてない。それくらい昔。そしてそれはきっと幼稚園とかそこら辺。
わたしは絵で承認欲求を満たしている。
人から褒めてもらえるのが絵しか無いから。
絵を描いてそれをSNSに載せると、複数の誰かが"いいね"をしてくれる。
たまにコメントなんかもしてもらえてしまう、「素敵です」とか「可愛いです」とかすごいときには「ファンです」とか。
そういう反応が嬉しくて、承認欲求も少し満たされて、だから絵を描く。
絵を描く動機がだいぶ不純ですね。
すみません。
もちろん絵を描いている時、全く楽しさを感じていないというわけでもなく。
ほんのりとした楽しさは感じてる。微々たるものだけど。
「あー!絵を描くの楽しい!すごい!楽しい!やっぱり絵を描くのは楽しい!」
こんな風になりたい。
なれないのが本当に悔しい。
あと、よく自分の絵と他人の絵を比較してしまう。
例えばSNSで、フォロー数フォロワー数が自分と同じくらいのお絵描きアカウントを見つけると、その人のイラストについているいいね数と自分のイラストについているいいね数とを比較してしまったり。
で、自分の方がいいね数が下回っていたりすると「やっぱり自分の絵には魅力が無いんだ」って凹んで、辛くなる。
自分でも馬鹿みたいだとは思ってるし、こんなことやめればいいと思っているんだけど、やめられない。
絵に限ったことじゃなく、昔から他人と自分とを比較しないと気がすまない人間だった。
だからもう癖みたいなものになってしまっているのかもしれない。
嫉妬もすごい。
遥か上の絵を描く人には嫉妬なんてしないけど、自分と同じくらいの人には嫉妬をしてしまう。
素直に良いなって思いたいのに思えない。
こんなのからかれこれもう数年抜け出せなくて、もがいてる。非常に苦しい。
こんなのやめたい。
どうしたら絵を楽しめられますか。
純粋に楽しく絵を描きたい。